Javaエンジニアはもう古いのか

Javaが誕生したのは1995年頃で、ちょうどインターネットが普及し始めた時期と重なります。その後、Javaを使ったプログミングが世界中で流行し、各地でJavaエンジニアが出てきたのです。また、Javaはその当時オブジェクト指向型プログラミング言語として、誰もが扱えるものとして注目を集めました。

しかし、次々と新しいプログラミング言語が誕生し、Javaはもう古いのではないかという声も囁かれています。そのため、Javaを中心にプログラミングを行ってきたエンジニアの中には、危機感を感じている人も少なくありません。

ある求人情報専門の検索エンジンの調査によれば、2018年時点におけるJavaエンジニアの求人数は6万件と、トップにあったのが実情です。求人数自体は多く、依然として人気のプログラミング言語だといえるでしょう。しかし、2017年のデータと比べると求人数そのものは減少傾向にあり、将来性を気にするエンジニアにとっては注意すべきポイントです。

とはいえ、Javaの歴史は他のプログラミング言語に比べると長く、これまで世界中で使用されてきた実績があることには違いありません。また、このような言語が簡単に廃れることはなく、今後もスタンダードなプログラミング言語として活躍するといわれています。

新しいアプリケーションやシステムの開発には、他の新しいプログラミング言語を使用するケースは多くなるでしょう。ですが、すでにJavaで稼働している既存システムの保守には必要です。簡単には他のプログラミング言語に切り替えることは難しいので、Javaエンジニアの活躍の場は簡単にはなくならないでしょう。