なんでも開発できるプログラミング言語

Javaは様々な分野で利用されているプログラミング言語で、たとえばAndroid用のアプリケーション開発もその1つです。Android用のプログラミング言語は他にもいくつかありますが、開発環境が充実していることなどから、Android用のアプリケーション開発をしたいのならJavaを選択するのが最適でしょう。ちなみに、アプリケーションを開発する場合は、Googleが無料で配布しているAndroid Studioを利用するのが無難です。

また、大企業のWebサービスなども、Javaで開発されていることがよくあります。StrutsやSpring Frameworkのように、十数年にわたって使用され続けているフレームワークを利用すれば、通信処理などを一から自分で実装しなくてもサービス開発を行えるため効率がいいのです。これらのフレームワークは、長期にわたり多数の企業で使用されているものなので、信頼性も高いといえるでしょう。

さらに、私たちがパソコン上で普通に使用している、オフィスアプリケーションの開発にも利用できます。そのような場合、画面のレイアウトなどをプログラムで書くと大変苦労するものです。しかし、NetBeans IDEという無料の開発環境を用いれば、マウスで画面をデザインしながら業務用のシステムなどを手軽に開発できます。そのため、業務用のシステムをJavaで開発したという例は、いくらでも見つけられるでしょう。

ここで挙げた例は、Javaが利用される際によく見られるものです。実のところ、Javaは豊富な機能を持ったプログラミング言語なので、Javaエンジニアがその気になればどんなソフトウェアでも作れるでしょう。